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【お勧め】サスペンス洋画 プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵

プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵

 

この映画は2020年イギリス、オーストラリアの映画です。南アフリカ人のティム・ジェンキンは白人でありながら黒人やアジア人などと反アパルトヘイト運動を展開し同朋のスティーブン・リーとともにプレトリア刑務所に投獄されます。そこで出会った囚人の先輩デニス・ゴールドバーグと3人で外に出るまでの15個の扉を開くために木製の鍵を作り脱獄します。

 

投獄前 反アパルトヘイト運動の展開

南アフリカに住む白人ティム・ジェンキンは白人でありながら同朋のスティーブン・リーと共に政府のアパルトヘイト政策に抗い、自由と平等のために全人種が戦うべきだと町中にアフリカ民族会議(ANC)の情報を発信するチラシを散布し逮捕されてしまいます。

 

プレトリア刑務所に収監 囚人生活のスタート

裁判でジェンキンに懲役12年、リーに8年の判決が言い渡され、2人は最高警備を誇る政治犯の集まるプレトリア刑務所に投獄されます。

 

面会は1年に1回30分だけです。

 

そこで囚人の先輩レオナールと親しくなり、囚人生活の初日ですが3人で脱獄を計画します。

 

プレトリア刑務所の厳重警備

刑務所の壁は高さ6メートルのコンクリートでできており有刺鉄線も設置されています。

 

夜の間はライトが灯り死角も無く、囚人を容赦なく撃ち殺す見張りいます。

 

この状況で脱獄できるのだろうか…

 

15個の扉の鍵を開けるために木製の鍵を作る

まず鍵の構造を把握するために看守が身につけている鍵を怪しまれずにじっとみつめます。

 

政治犯の個室でこっそり木材を持ってきて紙やすりで削り作りました。

 

政治犯の個室に隠す場所がないため、本棚、壁の割れ目、粉末洗剤の入ったかごに隠したのです。

 

この鍵を39個も作ったのです。

 

出来上がった鍵で扉を開けられるか慎重に試す

ここまで来てなんとバレずに404日が経過しています。

 

深夜静まり返った刑務所の中、鍵を回す音で看守に見つからないように慎重に試します。このシーンは失敗が多く一番ハラハラするシーンでした。

 

政治犯の個室の2つ鍵を開けた先に24時間監視をしている看守のいる区域まで出たがそこにはまだ13個の扉があります。看守がウロウロしてますので緊張感満載のシーンでした。

 

脱獄成功、ANCに合流し恩赦される

最後の15個目の扉に合う鍵が無く戻るか戻らないかで揉める3人ですがドライバーで強引に木製の扉を破壊し公道にでることができました。

 

公道に出た3人はタクシーでの移動まで成功し、もちろん南アフリカ史上最大の捜索が行われました。3人はタンザニアからロンドンの移動

 

3人は1991年に恩赦されるまで逃亡を続けていました。

 

脱獄を拒否した計画にもケチをつけるデニス・ゴールドバーグも1985年に釈放されるのです。

 

脱獄当日の前に政治犯全員で計画を実行するか話し合っていましたが3人以外拒否してしまいます。3人は「脱獄以外は悪魔に魂を売るのと同じ」「行動を起こさねば政府の横暴を許すことになる」と言い放ち引き下がらなかったのです。その結果3人は脱獄成功し、恩赦もされたのです。

 

まとめ

サスペンス映画で、この数少ない脱獄というジャンルですので是非お勧めできる映画だと思います!

 

この映画は実話です!ジャンルが脱獄であればハズレは無いです!

 

観た感想としても終始緊張感がすごくハラハラドキドキしました。